わたしは自分で人生の舵取りをすることを放棄してきた。
なぜ、恋愛の優先順位が高いのか。
それは自分の人生と向き合わなくて済むからだ。
相手のことを考えていれば、恋愛に依存していれば自分の人生について深く考えずに済む。
わたしが恋愛に振り回されていたのは、自分の人生から逃げていたからだ。
自分の機嫌を自分で取ることができなかったのだ。
それはどういうことか。
外部の存在に頼ることになる。
"彼がいれば、彼から連絡がくれば、彼と会えば、わたしは満たされる" と。
自分で自分を幸せにできないから、彼が居ないことで大暴れしてしまっていた。
わたしは自分の振り返りをした。
物事をしなやかに考えることができない。
良い・悪いなどを両極端に判定したり、
自分と他人がちがうという自他の区別がなかなかついていなかった。
頭で分かってるつもりでも、それは本当に分かってる"つもり"なだけだった。
これでどういった問題が起きるかというと、
他人を尊重するということがあまり育っていない、成熟していないため、自分の問題を他人に押し付けるようになる。
自分と他人は別だという事実。
どこまでいっても価値観の違いは理解し合えないということ。
そういったことを受け入れがたいし、
違うということを尊重することができなかった。
自分の気持ちばかりをぶつけ、相手の気持ちを無視した行動を繰り返していた。
わたしはすべてのベクトルが自分に向いていたようだ。
あまりにも遅すぎるが、
自己本位な自分をやっと理解することができた。
とにかく愛されて過ごした8年間だった。
わたしは愛を貧ろうとしていた。
本当の愛とは
相手を想い、相手の幸せを願うことだ
と今は思う。
これからは間違えないように、あんまり真っ直ぐに、一生懸命にならず肩の力を抜いてみたい。
ありがとう。
わたしの芯をつくってくれたひと。
いくつになっても成長できる、ずっと少年みたいな、ずるい人。
愛される星のもとに生まれた選ばれし人間。
誇りをもって生きてほしい。
元気で 健康で
たくさんたくさん笑っていてほしい。
幸せを願ってるよ。
あなたの行く末を案じてやまない。
お誕生日おめでとう。